Amazon商品レビューの5つの集め方(ポリシー違反なし)

商品レビューの集め方レビュー対策
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皆さま、こんにちは。または、はじめまして。

いつも商品レビューが集まらずに悩んでいませんか?

実は、この記事で紹介する『レビューの集め方』を実践すると、誰でも簡単に商品レビューを集めることができます。

なぜなら、私も実際に実践して、新商品の商品レビューを違反なく迅速に集めることができているからです。

この記事では、商品レビューに関する7つの禁止事項のご紹介と、違反なく商品レビューを集める5つの方法をご紹介します。

記事を読み終えていただくと、今後レビューの集め方で悩むことは一切なく、迅速で効率的なレビュー集めをすることができます。

どんな方へおすすめ?

Amazonに出品して間もない方

商品レビューにどんな集め方があるか知りたい方

商品レビューが少なくて悩んでいる方

商品レビューを可能な限りたくさん集めたい方

この記事で解決できること

どのように商品レビューを集められるかご紹介します

Amazonのルールに違反しないレビューの集め方をまとめています

レビューを集めるために日頃から何をすれば良いかがわかります

このブログは、『Amazonの事を深く知り、Amazonと友達になる』をコンセプトとして、Amazonに関わる様々な情報を発信するものです。

現役の出品者としても、購入者としても、Amazonと共にある生活を楽しむじゅんが執筆しています。

出品者と購入者の両方の視点から、皆さまに役立つ情報を提供できるのではないかと思い、このブログを立ち上げました。

とくに、このブログを読んでいただければコンサル要らずとなるように、初めてAmazonに出品される方やAmazonについて勉強中という方へ、私が持っている知識を惜しみなくお伝えすることに重点を置いています。ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。

ぜひ最後までお読みいただければ幸いです。

じゅん
じゅん

Amazon出品者歴6年以上の私は現在、3,000円〜5,000円前後の商品を月に4,000個ほど販売しています。日本のAmazon.co.jpだけでなく、本場アメリカのAmazon.comや海外の出品者からの知識も取り入れ、最新の情報収集にも努めています。私自身まだまだ勉強中の身ですが、どうぞよろしくお願いします!

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商品レビューの重要性と商品レビューをめぐる今日の状況

Amazonでは、それぞれの商品に評されたレビューを参考に、お客様が買い物を行っています。

商品レビューを集めれば集めるほど、評価が高ければ高いほど、商品の信頼性が増し、お客様に購入してもらえる可能性が高まります。

そのため、レビューをより多くのお客様に記載してもらうために、購入してくれたお客様へレビューの記載依頼や記載を行ってもらうための対策を立てることはとても重要です。

もともと日本人はレビューを記載するお客様が少なく、レビュー記載率が他の国の人に比べて低いので、無対策だとほとんどの人が書いてくれません。

出品者から依頼されたとしても、わざわざAmazonへ行き、レビューを書いてくれる人はほとんどいないと思います。

それでも、繰り返しになりますがレビューの数はお客様が購入するかどうかの重要な指標であり、投稿数が多ければ多いほど将来のお客様への説得力が高くなりますので、出来る限りレビューを集めていかなければなりません。

じゅん
じゅん

私の商品カテゴリーだと、無対策で購入者の1%ほど、良くて3%くらいの方がレビューを書いてくれる状況です。

以前は、Amazonの規制が緩く、あの手この手と様々なレビュー依頼メールを購入者へ送ったり、レビューを記載する代わりに商品代金を返金するなどの特典でレビューを記載してもらう方法を行っていました。

しかし最近はレビューへの信頼性が損なわれている状況にAmazonも危機を感じているのか、少しずつ厳しい取締りが行われてきています。

Amazonも徐々に規制を厳しくしており、出品者としてできることは限られてきている状況です。

そのような状況の中で、こちらの記事では現状のAmazonの規制下でも違反をしない範囲で可能な、商品レビューの集め方をご紹介していきます。

レビュー依頼における7つの禁止事項

違反のないレビューの集め方を紹介させて頂くまえに、まずはどのようにレビューを集めると違反になってしまうのか確認をしていきます。

Amazonのヘルプページに記載されている事項に私なりの補足を加えてご案内していきますので、Amazonからの機能の制限やアカウントの停止をされる前に、漏れなく確認をしておくことをおすすめします。

  1. 肯定的な感想を持つ購入者のみを対象としたレビュー依頼
  2. 報酬と引き換えのレビュー依頼・レビューに有利となる投票依頼
  3. 記載後の返金や補填
  4. 第3者を介した特典の提供と引き換えのレビュー
  5. 自分自身や親族、従業員、友人間での商品レビューの投稿
  6. 競合他社の商品について否定的なレビューを書くこと
  7. 出品者が自社または競合他社の商品のレビューに対する評価機能を操作

1. 肯定的な感想を持つ購入者のみを対象としたレビュー依頼

レビューを依頼する場合には特定の一部の購入者だけでなく、すべての購入者に行わなければならないこととなっています。

レビューの依頼はすべての購入者へ平等に行わなくてはなりません。

すでに良い評価をしてくれる見込みのあるお客様のみ、過去に肯定的なレビューを投稿してくれたお客様のみ、など特定のお客様に絞りレビュー依頼することは認められていません。

2. 報酬と引き換えのレビュー依頼・レビューに有利となる投票依頼

現金やギフトカードなどを含む金銭の支払い、特典商品、景品の抽選や懸賞への参加、将来の購入での割引、おまけの商品、その他のギフトなど、あらゆる報酬と引き換えのレビューは禁止されています。

よくある『レビューを書くと○○がもらえる!』などのレビュー投稿促進キャンペーンを、Amazonでは行うことができません。

3. 記載後の返金や補填

レビューを依頼していなくても、レビューの記載者に割引や返金などを積極的に行うことは禁止されています。

これが習慣となってしまうと、お客様が自発的に返金目的でレビューを書くようになってしまい、Amazonが目指す公正なレビューが集まらなくなってしまいます。

4. 第3者を介した特典の提供と引き換えのレビュー

Amazon上で直接レビュー依頼のやり取りをしていなくても、報酬と引き換えのレビューの投稿は禁止されています。

フェイスブックなどのSNS上、割引サイトなどの特別なサイト上でのやり取りが該当します。

5. 自分自身や親族、従業員、友人間での商品レビューの投稿

家族間や友達同士でレビューを投稿し合うことは禁止されています。

Amazonはアカウントの情報やレビューが記載されたパソコン、記載された場所、などを照らし合わせ不正を防止しています。

6. 競合他社の商品について否定的なレビューを書くこと

他社の商品ページにて否定的なレビューを記載し総合評価を下げ、自分の商品が有利にすることはできません

類似した商品(競合商品)を購入し、わざと評価の低いレビューを投稿することは禁止されています。

自分の商品に自信をもち、正々堂々と競い合いましょう。

7. 出品者が自社または競合他社の商品のレビューに対する評価機能を操作

自分の商品ページのレビューや競合相手の商品のレビューに設置されている評価ボタンを、出品者自らクリックし印象操作をしてはいけません。

「役に立った」、「役に立たなかった」、「違反を報告」などをクリックして、レビューの表示順や削除に影響を与えてはいけないということです。

規約違反

規約違反には以下の厳しい処分が待っています。

Amazonで長く販売を続けて行くために、規約違反は行わないことをおすすめします。

長く販売を続けていくことの利益は、目先の不正で得る利益よりも大きいはずです。

Amazon出品権限の迅速かつ永久的な取り下げ、および売上金の支払い留保

すべての商品のレビューの削除、および今後のレビューや評価の受信制限

Amazon出品からの永久的なアカウント削除

出品者に対する法的手段(訴訟、および民事ならびに刑事事件執行当局への照会など)

出品者の名前およびその他関連情報の公開

出典 : Amazon セラーセントラル ヘルプページ

レビューを違反なしで集める5つの方法

上記までの項目で、どのような依頼をするとAmazonの規約に違反をしてしまうのか確認をしてきました。

それを踏まえて、Amazonのルールに従って商品レビューを集める手段をご紹介していきます。

私が実際に行っている方法や対策の経験を含めて記載していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

  1. 早期レビュー取得プログラム
  2. Amazon Vine
  3. 『レビューをリクエストする』ボタン
  4. 商品にレビューを依頼するカード・手紙を同封
  5. クーポンやタイムセールの利用

1. 早期レビュー取得プログラム

早期レビュー取得プログラムとは、Amazonが少額の特典と引き換えに商品のレビューをするよう購入者に促してくれるプログラムです。

プログラムの最終目標は、ブランド所有者がいち早くレビューを獲得できるようにすることとされています。

通常、特典と引き換えのレビューが禁止されている状況で、Amazonがギフト券のような特典を用意してレビューの依頼をしてくれる素晴らしいプログラムです。

商品の価格が1,500円以上である必要があり、独立したSKU、またはSKUのファミリーの親SKUを登録することができます。

早期レビュープログラムではレビューの投稿者に少額の特典(現在は、300円のAmazonギフトカード)が送られていますが、それほど大きな特典ではないため、レビューがなかなか集まらない場合もあります。

参加費用は1登録6,000円(税抜き)です。

じゅん
じゅん

おすすめ度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

使用できる人は今すぐにでも申し込むべき機能です。このプログラムにより、最も苦しく大変なレビュー集めの1個目の取得から最高5個まで、効率よく集めることが可能です。レビューには早期レビュー取得プログラムというタグが投稿者名の横に表示されてしまいますが、商品総合評価のレビュー数と星評価には加算されますので、ほとんど悪影響はありません。ただし、購入者から公平にレビューが行われるため、商品に満足してもらえなければ悪い評価が投稿される可能性はありますので注意してください。

下記の記事にて早期レビュー取得プログラムについて詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

2. Amazon Vine

Amazon Vineとは、普段からAmazonで信頼性のあるレビューを投稿しているレビュアーへ、新商品についてのレビューの依頼ができるプログラムです。

このプログラムに参加すると、登録した商品へのレビューが30件集まるまで、Amazonがレビュアーとなる購入者を募集してくれます。

このプログラムに参加するには、レビュアーに商品を無償で提供することが条件となりますが、信頼性のあるレビュアーからレビューの投稿を行ってもらうことが可能です。

新商品に対しても商品のレビューを早期に獲得できるようになり、売り上げも伸ばすことができます。

Amazon Vineに参加するには、大口出品者であることと、Amazonブランド登録で承認されたブランドの出品者である必要があります。

プログラムの参加費用自体は無料です。

じゅん
じゅん

おすすめ度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

商品を無償で提供しなければなりませんが、それを考えても最大30件のレビューを見込むことが出来るこのプログラムはコストパフォーマンスが抜群に良いです。新規商品の販売するにあたり、これほど良いプログラムは他にはありません。通常、30個のレビューを地道に集めるには、レビュー投稿率が3%ほどとしても1,000件の売り上げは必要となります。それが30個商品を無償で提供するだけで完了してしまうわけですので、参加可能な場合には必ず登録することをおすすめします。このプログラムを通して投稿されたレビューにはAmazon Vineレビュアーのタグが投稿者名の横に表示されますが、商品総合評価のレビュー数と星評価には加算されますので、ほとんど悪影響はありません。ただし、購入者から公平にレビューが行われるため、商品に満足してもらえなければ悪い評価が投稿される可能性はありますので注意してください。

下記の記事にてAmazon Vineプログラムについて詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

3. 『レビューをリクエストする』ボタン

最近、Amazonはお客様と出品者とのメールのやり取りを厳しく制限し始めています。

Amazon上でお客様の円滑な取引きを促すため、出品者との不要なやり取りを省き、お客様の購入体験を改善するため、Amazonが対策を取っているためです。

現状、Amazonは注文から配送の完了までの過程に関係のない出品者からのメールを制限しているため、レビューの依頼をすることができません。

その救済措置(?)としてAmazonは『レビューをリクエストする』ボタンを設けています

このボタンは、お客様ごとの注文詳細ページ右上に配置されています。

レビューをリクエストボタン

ボタンを押すとAmazonが出品者に代わり、購入者へレビューを依頼するメールを無償で自動送信してくれます。

Eメールやメッセージ管理機能から購入者に連絡をするのではなく、このボタンを使用してリクエストしていきましょう。

注意点としては、注文のお届け日後5日から30日の期間、注文1件につき1度のみこの機能を使用してレビューをリクエストできます。

またAmazonが送付するメールの内容の変更はできません。

じゅん
じゅん

おすすめ度 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

現状の規約では、レビューの依頼を含むメールを送信するリスクがかなり高くなっていますので、このボタンを利用していく以外の正攻法はありません。そのため、おすすめ度を星5とさせていただきました。このボタンをしか利用できなくても、いくつか工夫をすることが可能です。例えば、お客様対応を終えお客様にご満足いただけた場合のサポート対応後にこのボタンをクリックする店舗評価に商品内容を褒めてくれているお客様がいればその方のボタンをクリックする、などです。地道な対策ではありますが、タイミングの良いレビューリクエストはお客様に記載してもらえるチャンスを確実に増やします。

4. 商品にレビューを依頼するカード・手紙を同封

商品の梱包にレビューの投稿を促すカードや手紙を同封する方法です。

高い評価だけを書くように誘導することはできませんが、『商品に対するお客様の率直なご意見をレビューに投稿してください!』のような、全ての購入者に公平性のある文言での依頼であれば、現状のルールには違反をしません

その際には、どのようにレビューを記載すれば良いのかを案内する手順を共有しておくと、より効果が上がります。

レビュー依頼カード
出典 : Dribbble designed by Sayed Pritom 
じゅん
じゅん

おすすめ度 ⭐️⭐️⭐️⭐️

こちらの対策はおすすめというよりも現状ほとんどの出品者が行っている必須とも言える対策です。最近では、レビュー依頼のカードをキャラクターや動物のデザインにしてあったり、可愛くまたはカッコ良く装飾が施されていたりなど、まずは手にとって読んで貰えるような工夫が行われています。星4とした理由としては、今後Amazonが規制を強化し、このようなカードや手紙を同梱することを禁止してしまう可能性があるためです。規約を随時確認しながら対策を行なって行きましょう

5. クーポンやタイムセールの利用

クーポンやタイムセールを利用し、販売量を増加させレビューを増やします。

販売量が10倍になれば、自然に投稿されるレビュー数も10倍になるからです。

少額の割引でもお得感を演出できれば相対的な商品価値が上がり、レビューを書いてもらいやすくなるという側面もあります。

じゅん
じゅん

おすすめ度 ⭐️⭐️⭐️

販売量を増やすということは、在庫もそれだけ準備する必要がありますのでそれほど気軽に利用できる方法ではありません。しかしながら、クーポンやタイムセールへの参加は慣れてしまえばとても簡単なので、例えば商品のレビュー評価が一時的に悪くなってしまった場合への改善などにも利用ができます。また特別にレビュー記載依頼をするわけではないので、100%規約内の対策です。

下記の記事にてタイムセールへの参加方法について、詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

こちらの記事では、

商品レビューの今日の状況と変わらぬ重要性について

現時点での商品レビューにまつわる禁止事項

現時点での規約に沿った商品レビューの集め方

を紹介させていただきました。

皆さまにも、上記で行なっていない対策あればぜひすぐに対応していただき、より多くのお客様に購入を促すことができる商品レビュー投稿数と評価を獲得していただければ幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。